昨夜は熟睡でした。
自宅に帰ってくるまでは、不安で神経が高ぶってまして・・・・
災害にあわれた方々には心よりお見舞いとご冥福をお祈りいたします。
あの恐怖といったら・・・・
9時に審査開始。
シーズーの開始は11時30頃と予定を立て、車の中でアスランのブラッシングをしていました。
車の中には、アスラン、ダッフィー、ヴァル、リッチー。私、淳子ちゃん、Xさん。
Xさんに暖かいコーヒーを入れて、アスランにアイロンをかけながら、たわいもない話をしていました。
私“あ!地震だ!!”と言った瞬間に・・・
テーブルは倒れ、Xさんは床にころげ落ち車の中を転げまわってる。
棚から物は落ちてくる!私は転げまわってるXさんを左手て捕まえ、右手でダフィーを押さえ、ふと外を見た瞬間・・・・45度に車は左右に揺れてる!!
“何これ!!何これ!!大丈夫!!”
絶対に車は横転すると思ったし、ダメだと・・・・思いました。
外に居た後ろの方はピエロカーは倒れると確信したって言ってました。
後から聞くと、キャンパーとかバスの人は皆横転するって思ったそうです。
Xさんは、コーヒー&ポットが落ちて、おしりに焼けどをしてしまい。

御本人さんにアップの承諾を頂きました。皮がむけちゃってます!!
ダフィーはコーヒーがかかりコーヒー犬になって。
私の腕は何処で何がぶつかったか?青あざがあちことと・・・・
コップは割れ、車の中は足の踏み場がありませんでした。
ダフィーはコーヒー色になったけど、焼けども怪我もありませんでした。
Xさんがワンクッションになって熱くもなかったんだと思います。
Xさん。ごめんなさいぺこ <(_ _)>ダフィーがXさんのおかげで助かりました。
リッチーは淳子ちゃんの股の中に駆け込んでいて、ヴァル&アスランはソファーで座りこんでいたため、全く被害はありませんでした。
やっとおさまり、外に出て皆で安全の確認をしあいながら恐怖がだんだんと沸いてきました。
手の平を切った人も居ました。地元の方は置いてきた犬が心配になり帰宅する人も居ました。
テーブルから犬が落ち、犬を片手で押さえ、車が倒れると思い車を押さえてた人も居ました。
テレビをつけたら・・・・ここから20キロのところが大惨事!震源地!?
“もう!帰る!!ここに居たくない!!!”
と私は帰り支度を始めたら。
“だめだよ!今は高速も通行止めだし、余震も大きいのあるから今は危ないよ!
ここに居た方が安全だから!ショーやっていきなさいよ!大丈夫だよ!コーヒー犬も早く洗ってあげなよ!”と・・・・
そうだよね・・・・道路がどうなってるか・・・・
アスランもまだ途中だし・・・・ブリードだけでもやっていこうか・・・・しかたないもんね・・・・まだここに居るしかないもんね・・・・・
でも、ダフィーを洗ってドライヤーする余裕はあたしには全くない!!
オスのシーズーはダフィーとアスランと他チャンピオンが1頭だったので、ダフィーを欠にしても迷惑はかえないと思い、欠にすることにして。
アスランだけ出そうと。でも、セットしてる途中に、緊急速報が!大きな地震が来ます!気をつけてください!って放送するし・・・・
淳子ちゃんと2頭づつ小脇に抱え外に逃げ出す!
そういうことを何度もくりかえし。風もだんだん酷くなってくるし。
風で揺れてるんだか、地震で揺れてるんだか・・・そのうち気分が悪くなり、吐きそうになってくるし。
結果はアスランがBOBを頂き・・・・せっかくBOB頂いたんだから、グループは出していかなくちゃね・・・・グループ選が始まり・・・・

3頭がピックアップされ
アスランがグループ1席に選ばれました。
嬉しい!!でも怖い!!複雑・・・・・
そして

空の色がだんだん不気味になっていくし・・・・・風もすごいし・・・・

でも!リザーブキング獲得!!す・・・す・・・すごいぞ!アスラン!!
最後まで残って記念撮影しなくちゃね・・・・・う・・・・・・う・・・・
その頃心配して交通情報を知らせてくれた塩G
今やっと、高速の上りが開通したから、そこまで来て乗れるぞ!と電話があり、
やっと少し安心できました。
帰りの高速で災害地に向かう救急車、パトカー、消防車などの縦列が100台くらいすれ違った。
頑張ってきてください!気をつけてください!ご苦労様です!
私達は災害地から遠くなるけど、あの怖さの場所に向かう救助隊の皆さんに何故か感謝の言葉をかけずにはいられませんでした。
13日の夕方に見た地震雲・・・・まさか自分で体験するとは・・・・